若いころにはいわゆるS(総合資格学院)を選びました。
独学で合物(現・合格ロケット)も何回か購入しました。
今回はN(日建学院)を選びました。
金額も違うし、テキストの構成も違うし、合格率が良いほうに通いたいし・・・悩むポイントはいっぱいあります。
でも、結局最後の年に分かったことがあります。
まずは、ストレスのないテキストをGET!
まず、独学だと書店に向かい、問題集とテキストを購入するでしょう。
でも、ものすごく建築知識がある人にはそれでいいかもしれませんが、初学者や建築知識が特定分野に偏っている人(ほとんどの人ではないでしょうか・・・)にはとても非効率なのです。
なぜなら、私、
SとNのテキスト=過去の出題範囲+αすべて だということを、最終年にようやく気付きました。
独学でやっていた年に、市販本も買いました。でも、ちんぷんかんぷんでした。・・・知識がかなり定着した後に見直すと、簡潔にまとまっていて分かりやすいなぁと思えるのですが、簡潔な分、それ一冊では初学者には理解が難しく、結局、参考書を何冊も追加で購入してしまいました。(それはそれで後々役に立つのですが)
資格学校にテキストを入手するルートは、学校の「独学支援コース」だったり、知人からツテで借りたり、メルカリだったり、いろいろあるかとは思いますが、何よりも、まずこのベースとなる「テキスト」を手に入れることから始めてください。(最新版である必要はないですが、あまり古すぎるのは微妙です・・・)
ちなみに、テキストはどんどんラクガキします。
最初から奇麗にノートを作っている余裕はありません。(後期に追い込みノートを作るのはお勧めします)
根拠の資料を書き足したり、参考写真をペタペタ貼ったり、自分専用のテキストにする勢いで読み込み、書き込み、汚していきます。自分が効率よく覚えられればいいんです。
課金すれば受かるわけではない。結局、どうやってモチベーションを保つか。
私は「家から近い」「学校で毎週授業が受けれる」「学校で仲間が作れる」ことを重視してNにしたわけですが、Sが近所にあれば、Sにしたかもしれません。(ちなみにコロナのせいで、学校で仲間は作れませんでした・・・)
選ぶ勉強方法は、どの学校でも、独学でもいいんです。
結局、「目標勉強時間1000時間」と言われる試験を、どれだけ効率よく勉強できるかがポイントです。
効率よく・・・もう私たちは若くないのだから(涙)、脳科学的に試験当日まで忘れにくい勉強法を続ける戦略を立てる必要があります。
エビングハウスの忘却曲線 というのを聞いたことがありますか?
要するに、数日空けて何度も復習を繰り返して定着させるのです。
学校は効率的に復習できるようにカリキュラムを組んでいる可能性があります。
でも、それって独学でも出来るかもしれません…。やれるかどうかは本人の意思の強さだったりしますが、どちらにしろ、予定通りに進める強い意志を持つこと。
学校で仲間が作れなかった分、SNSで仲間を作れる時代です。
人間、一人だとサボりがちな生き物・・・
オンラインのみの関係で顔も知らない、本名もしらないけど、探せば同士が見つかるものです。
でも忘れてはいけない。
目的は「同志と仲良く勉強すること」ではなく、「合格すること」。
もし、この方法は合わないな・・・と思ったら、一旦そのチームから離れるなり、他の方法を模索するなりして、自分なりのモチベーションの保ち方を手に入れてください。
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