一級建築士試験は毎年7月の第3日曜日です。
直前期にがっつりお休みが1週間以上取れる方、全然取れない方いらっしゃると思いますが、去年、私が考えた作戦をお伝えします。
脳の仕組みを利用して、飛び石で仕事をする
休みが連続で取れるに越したことはないが、あまり頼りにしない。
私は去年、丸々1週間の休みを申請していましたが、やはり、全部は取れませんでした。
そこで、飛び石に休みを取る作戦にしました。
上の例だと、月・水・木は仕事、毎週土日・火・金はお休みです。そして最後の日曜日が試験です。
これには理由があって、
記憶は、よくある1日の詰込みでは定着しにくくて、翌日・さらに数日後と分けて「繰り返し脳に負荷を掛ける」ことで、どんどん定着していきます。1回勉強した事をすぐ忘れてしまう・・・とのは、普通なんです。
- まず、土日は総復習に充てる
- 月曜日…「土日の勉強を、仕事の隙間時間に思い出す(記憶の定着1回目)」
- 火曜日…苦手科目を1日掛けて総ざらい(私の場合、構造と施工の覚えにくい表とか)
- 水・木曜日…「土・日・火の勉強を、仕事の隙間時間に思い出す(記憶の定着2回目)」
- 金曜日…全教科総ざらい
- 土曜日…午前だけ勉強「※1見直しノート」の見直し、午後は美容院でヘッドスパ
- 日曜日の朝…見落としがちな分野と、「大小関係表※2」だけ見直し(計画の積算とか、環境の設備の維持管理とか、テキストで終盤の項目で手が回らないけど、ちょっと覚えれば1点ゲットみたいな項目)
↑仕事しろよ・・・というツッコミはご遠慮ください(笑)
心の支え…前日・当日に見直す資料は事前にコツコツ作っておく
最後の土曜・試験当日日曜日の朝に見直す、 ※1「見直しノート」と※2「大小関係表」は、6月くらいからコツコツ作ることをお勧めします!
見直しノートとは・・・自分が苦手な単元や、直前に見直したい単元をまとめたノート!(そのまんまですね・・・)
今までトイレの壁に貼っていたふせんをノートに大集合させるも良し、模試に書き込みしたファイルでも良し、あまり復習できていないけど、とりあえず覚えておけば1点ゲットできそうな表とか・・・とにかく、「直前に見直さないとやべーな」というものを大集合させるのです。
試験会場に全テキストを持っていくのは、結局見返す時間もないし無駄です。見直しノートで精いっぱいです。
当日、これがあれば安心!というものを1冊用意してください。
大小関係表とは…大きいと良い・小さいと良いものを一覧表にしたもの!(これもそのまんまですね・・・)
- 大きいといいもの…・耐震等級・ヤング係数E・CASBEE・安全係数・サッシの遮音・・・
- 小さいといいもの…PAL*・日射遮蔽係数・UA値・〇〇比・木材の含水率・・・
このように、「あれ、どっちが良いんだっけ・・・」という過去問に出会うたびに、表に書き溜めていきます。大小関係の問題はよく出るので、朝、この大小表をチェックしておけば、試験中に迷いません!本当におすすめ!
あとはyoutubeなんかでも、語呂合わせ暗記法を披露している方がいらっしゃるので試験会場まではそれを聞き流して行きました。(おすすめyoutuberさんはまたほかの機会にご紹介します)
参考になりましたでしょうか?
仕事も忙しいとは思いますが、試験1週間前の行動を早めに計画しておくと良いですね!
コメント